カテゴリー: ブログ

  • 顧客満足度を簡単に言うと?


    昼食が遅くなって、通りすがりのマクドナルドに寄りました。

    鳥取県の日吉津店です。空腹と疲れで気が重くなっていて、注文したのはいつものハンバーガー。これまで数え切れないほど利用してきたので、何が出てくるかは分かっています。

    車に戻って袋を見たら、落書きがありました。ドラえもんの絵と、「thank you」の文字。

    重かった気分が、その場で明るくなりました。人を癒すのはやはり人なのだと、あらためて思わされます。

    ここから先は、マーケティングの話です。

    顧客満足とは、受け取ったものが事前の期待をどれだけ上回ったかの差のことです。おいしいハンバーガーが出てくるのは、予想どおり。予想どおりのものを完璧に出しても、差はゼロのままです。満足が生まれるのは、期待の外側に何かがあったときだけです。

    そして、期待が正確に読める店ほど、外側に出たときの効き目が大きくなります。マクドナルドは全国どこでも同じものが出てくると、誰もが知っています。標準がはっきりしているから、ペン一本の線が大きく効く。標準の見えない店で同じことをしても、ここまでの差は出ません。

    だから、すごいのはマクドナルドという看板ではなく、日吉津店で働いている方だと思います。標準の内側にとどまっているかぎり、この差は作れません。

    マーケティングを仕事にしている人間が、ハンバーガーを買いに行って、顧客満足を教えられて帰ってきました。ミイラ取りがミイラになる、というのはこういうことなのだと思います。

    #マーケティング #顧客満足 #鳥取

  • 金持のお米を知ってますか?


    金持のお米って、ご存知ですか。

    「かねもちのお米?」と思われた方、半分だけ当たっています。

    読み方は「かもち」。鳥取県日野郡日野町にある地区の名前で、金運で知られる金持神社もここにあります。

    お金持ちになるお米ではありません。ただ、お金持ちに人気の米ではあります。鳥取の旅館「皆生菊乃家」「いこい亭 菊萬」、「焼肉と焼きふぐ 正々堂」で使われていて、境港市の学校給食にも入っています。

    このあたりは、中国山地の中山間地。昼と夜の気温差が大きく、水は大山のふもとから来ます。もともと米に限らず、農産物のおいしいエリアです。

    ただ、量が穫れない。「幻の米」と呼ばれる前に、なくなってしまう。幻と呼ばれることすらない、というのが正しい気がします。

    食味値という指標があります。日本産の標準が65〜75点とされるなか、優栽さんのお米は87点でした(2021年10月測定の平均値。出典:ふるさとチョイス 鳥取県日野町の返礼品ページ、参考:米・食味鑑定士協会)。

    おいしさの理由のひとつが、精米のタイミング。注文を受けてから精米します。田舎には珍しい大きな精米機で、石や金属を何工程にも分けて取り除いていく。想像していたものより、ずっと大きな機械でした。

    その優栽さんの通販サイトが、できたばかりです。検索しても、これからの登録でまだ出てきません。今このURLを知っている人だけが買える状態、ということになります。
    DMくださればURLをお送りいたします。

    ▼優栽 公式オンラインショップ
    https://yuusai.myshopify.com/

    私がこれまで食べたなかで、凄くおいしいと思ったお米です。

    ※Thousalightがサイト制作を担当しました

    #特別栽培米 #鳥取グルメ #金持神社

  • 朝起きたら仕事が終わっている


    AIを乗り換えても、返ってくる答えが変わらない人がいます。

    ChatGPTを試して、Geminiも入れて、Claudeも触ってみた。
    それでも「思ったほどじゃないな」で止まっている。
    出てきたものを眺めながら、結局は自分で書き直している。
    たぶん、道具の問題ではありません。

    生成AIは、次に来そうな言葉を確率で選んでいます。
    だから、こちらが曖昧に頼めば、曖昧なものが返る。
    「資料つくって」と「新人向けにA4一枚・箇条書きで」では、
    同じ用件でも、返ってくるものがまるで違います。

    ここが、たぶん何年経っても変わらないところです。
    モデルが賢くなるほど、こちらの解像度がそのまま返ってくる。
    うまく頼める人とそうでない人の差は、
    これから縮まるのではなく、開いていきます。

    そして、この頼み方が身につくと、仕事の順番が変わります。
    夜のうちに材料を渡して、投げておく。
    朝ひらくと、六、七割できたものが待っている。
    残りを十五分だけ直して、出す。

    終わっているのは下ごしらえで、判断は自分がやる。
    そこは変わりません。
    それでも、朝の始まり方はずいぶん変わります。

    ──

    明日8/5(水)19時から、この話をZoomでします。
    デジタルマーケティング教室、テーマは
    「デジタルマーケティングのための生成AI活用」。
    後半はショート動画とYouTubeへの応用まで。

    受講中の方には、LINEで接続先をお送りしています。
    17時・21時・22時の補講も、ご希望があれば。

    #デジタルマーケティング #生成AI活用 #プロンプトの書き方

  • 「事業が伸びない」その原因の8割、たぶんこの中にあります


    「商品が悪いのかな」「時代のせいかな」——事業が伸びないと、つい外に原因を探してしまう。

    でも、うまくいっていない経営者の原因の8割は、たいてい”いつもの癖”の中にありました。当てはまるもの、ありませんか。

    〈事業の面〉
    ・事業の種を、まいても育てない
    ・アイデアは多いのに、顧客満足には無頓着
    ・不採算なのに、やめられない
    ・「常連」と呼べるお客さんがいない

    〈組織の面〉
    ・反対意見を言う人を、遠ざけている
    ・気づけば、誰も本音を言わなくなった
    ・安心して話せる空気が、消えている
    ・失敗すると、まず人を責めてしまう

    しかもこの8つは、つながっています。反対を遠ざけるほど、誰も言わなくなり、安心が消え、いい情報が入ってこなくなる。会議で誰も反対しないのを「まとまっている」と感じた頃には、もう事業の種も、お客さんの声も、静かにこぼれ落ちはじめています。

    でも、こわがらなくて大丈夫。ぜんぶ”逆”にするだけです。種は最後まで育て切る。満足を測る。やめ時を先に決める。常連をいちばん大切にする。反対を歓迎する。本音の出る場をつくる。失敗は責めず、学びに変える。

    不思議なもので、どれか1つを直すと、連鎖でほかもほどけていきます。才能や資金より、たぶん先に効くのは、この”初期設定”のほうでした。8つ全部をいっぺんに、じゃなくていい。まずは1つで十分です。今日はまず、どこから変えてみますか。

    #経営 #リーダーシップ #心理的安全性

  • どんな難所でも美しく走るやくもが好き


    根雨の駅を出たやくもが、見えなくなるまで加速していきました。

    移住して商売を始める人への応援は、鳥取県内のどの町にもあります。空き家バンク、改修費の補助、創業補助金。走り出しのところは、どこも手厚い。
    差がつくのは、走り出したあとでした。業種を変えたいとき、商品を磨きたいとき、新しいものを出したいとき。開業の勢いが落ち着いてから必要になるものが、用意されていない町もあります。

    日野町は、そこが切れていませんでした。起業、異業種参入、商品の魅力アップ、新商品開発。町の制度が階段のように並んでいて、しかも後ろにいくほど手が厚くなります。走り出しの勢いではなく、走り出したあとで速度が上がっていく形です。

    書類のほうも、一人で抱え込まずに済みます。商工会には経営支援員が常駐していて、事業の中身を人に説明できる形に整えるところから相談に乗ってもらえる。補助金の書類は作文ではなく事業の設計図を出す作業なので、隣に人がいるかどうかで進み方がまるで変わります。小さな町の距離感が、そのまま効いてくるところでした。

    県内の町の制度をひととおり見て回ったうえでの実感として、起業したあとのバックアップという点では、日野町は鳥取県内でいちばんアツい町だと思っています。

    根雨を出たやくもは、あっという間に小さくなって、お尻が見えなくなりました。事業者の背中も、あのスピードで押せたらいい。日野町の制度を並べていると、町が本気でそこを狙っているように見えてきます。
    条件は年度や区分で変わります。気になったら、役場の産業振興課か商工会で聞いてみるのが確実です。

    #地方起業 #鳥取移住 #日野町

  • よい車を作っていたらトヨタは潰れた


    良いものを作り続けているのに、反応だけが静かに薄くなる。

    品質は落としていない。むしろ上げている。なのに、去年ほど喜ばれない。去年と同じ内容の提案書を、同じ価格で、同じお客様に出したときの、あの手応えのなさです。この現象を「努力が足りない」と読むと、打ち手を外します。動いているのは、こちらの品質ではないからです。

    顧客満足は、品質の点数ではなく差分で決まります。満足=知覚−期待。Oliver(1980年)の期待不一致モデルが示した構造です。やっかいなのは、期待が放っておいても上がること。競合が上げ、他業種で受けた体験が上げ、過去の自分の仕事も上げていきます。翌日配達が当たり前になった世界では、三日で届く仕事が遅く感じられる。相手の物差しだけが伸びていくわけです。

    同じ水準を保つことは、静止ではありません。緩やかな後退です。

    NHKスペシャル「インサイド・トヨタ」(2026年7月19日放送)を見て腑に落ちました。豊田章男会長が2009年4月1日の新年度方針演説で掲げた「もっといいクルマをつくろうよ」は、品質の標語ではなく、更新をやめないという速度の宣言だったのだろうと。クラウンが2022年7月15日に四つのボディタイプで発表されたことも、退屈と言われた記憶の上書きとして見ると筋が通ります。ただ番組からは、その速度を支える現場の負荷も相当に見えました。更新は、無料ではないということです。

    良いものをつくる、では足りない。もっと。良さの更新が、期待の上昇より速いかどうか。測るべき座標は、たぶんそちらです。

    #顧客満足 #期待値マネジメント #中小企業マーケティング

  • どん底だったコロナ禍のUber配達時代


    三千件を配達して、たった一本だけ、忘れられないお茶があります。

    コロナで仕事のほとんどが消えた年でした。見知らぬ松江の街を、バイク一台のUber Eats配達で走り始めた頃のこと。米子で生活し、松江の道もわからない。配達そのものが怖くて、スマホに注文が入るたびに気が重くなる。高級店の寿司を運ぶ最初の指示に、ハンドルを握る手が震えていました。

    その最初の指示先が、呉竹鮨松江本店でした。おそるおそる受け取りに行くと、女将さんはお茶のペットボトルを一本、そっと持たせてくれた。「よろしくお願いしますね」。たったそれだけのことで、こわばっていた心が静かにほどけていく。以来、配達に伺うたびに、同じ気づかいをいただきました。慣れない土地で、その一本がどれほどありがたかったか。三千件のうち、配達前にお茶を握らせてくれたのは、後にも先にもあの女将さんただ一人でした。
    真夏も真冬も走り続けたあの時期に、松江という土地の人情を教わった気がしています。閉業の報に触れて、どうしても言葉にしたくなりました。いつか松江のお客様と、あるいは家族と、あのカウンターで寿司をいただく――それが密かな目標だったから、なおさら胸に応えます。

    本当に苦しいとき、人の心に残るのは大きな励ましではなく、名も知らぬ誰かがくれた何気ない1つの心遣いなのかもしれません。女将さんへ、あの日のお礼を、いつか必ず。その日がまた巡ってくることを、静かに願っています。

    #松江 #地元の名店 #呉竹鮨

  • 日野高校が鳥取県で一番!?


    「元気のない町の高校」だと思っていました。教室に入るまでは。

    人口2,500人の日野町。日野郡でただ一つの高校が、日野高校です。人口が減り続ける町で「高校も昔ほど元気がないのでは」——地元でそう感じている方は、少なくないと思います。日野探究Ⅰの講師として通う僕自身、正直どこかでそう感じていました。

    ところが、実際はまるで逆でした。

    日野高校は「地域みらい留学」の参加校で、いま日本中から生徒が集まっています(2026年度の県外生は20名)。双葉寮での集団生活や、地域の家庭での”ふるさとホームステイ(下宿)”で、都会から来た子と地元で育った子が、同じ町で暮らし、同じ教室で机を並べています。

    面白いのは、探究の時間です。「日野郡の課題は?」と問うと、議論はいつのまにか”日野だけ”に閉じなくなる。県外から来た子の視点が混じり、「都会と何が違うか」「他の地方ではどうか」——気づけば”日本の視点”で、自分たちの町の未来を語り始めます。人口2,500人の町の高校で、です。

    もう一つ。日野高校は総合学科で、2・3年次は進学・農業・ビジネス・福祉の4つの分野から選べる”オーダーメイド”の学び方をします。学力で選別して上澄みだけを送り出す——そんな「ふるいにかける」学校とは、逆の方向へ進んでいる。一人ひとりの原石を、時間をかけて磨こうとしている先生たちがいます。

    選抜してふるいにかける学校と、原石を一つずつ磨く学校。これからの時代に合っているのは、どちらなんでしょうね。

    広報日野6月号「日野高NEWS」にも、その一日が載っていました。この町の、ただ一つの高校の話です。

    #日野高校 #地域みらい留学 #日野町

  • とっとり暮らしアドバイザーの仕事


    とっとり暮らしアドバイザーの仕事
    終わってLUUPで浜松町へ

    お会いできた沢山の方々にありがとう
    東京らしい魅力的な景色に癒されました

  • 新宿・歌舞伎町|日本一山奥?鳥取のマーケティング会社のおっさん


    鳥取の山奥のマーケおじさん、新宿・歌舞伎町で仕事中。
    人生初の #LUUP に乗った。

    正直、ちょっと驚きました。
    10年前の東京には無かった乗り物。あの頃これがあったら、絶対に毎日乗ってた。

    街の景色がゆっくり、妙に美しく流れていく。移動がそのまま観光になる感覚、初めて味わった。

    乗ってて気づいた。これ、日本人にしかできん文化かもしれん。

    みんな意外とちゃんとマナーを守る。乱暴に扱わない、盗まない、直す、改善し続ける。

    補助金をアテにせず、規制の壁だらけでも、それでも新しい文化を形にしていく。海外じゃ逆も多い。だからこれは、日本の底力やと思う。

    で、思ったんです。こういう乗り物こそ、本当は山奥にあっていい。

    軽トラの代わりに、電動キックボードで商店街を颯爽と駆け抜けるおばあちゃんがいたって、最高やないか。

    都会の最先端が、いつか田舎を元気にするかもしれない。
    久々の歌舞伎町で、勝手にそんな未来を夢見てました。

  • あなたの未来が変わる!無料ファイナンシャルプランナー&マーケティングプランナー相談会

    HOME/ブログ/無料FP&マーケティングプランナー相談会

    EVENT 公開:2023.04.21 更新:2023.06.10

    今週の日曜日、4月23日(日)にオンライン(Zoom)で開催される特別な無料相談会に参加しませんか?

    30分の個別相談で、専門家があなたの悩みや質問に答えます!

    (さらに…)
  • 【ニュースリリース】Amazon Kindle電子書籍 新刊『お金が貯まらない人が貯まる人になる!クレジットカードを活用した正しいお金の使い方・貯め方・増やし方』出版のお知らせと無料ダウンロード期間のご案内

    HOME/ブログ/Amazon Kindle電子書籍 新刊リリース

    NEWS 公開:2023.03.25 更新:2023.06.10

    New Release – ニュースリリース

    各位

     2023年3月25日
    鳥取県米子市中町123-5 暁ビル35号
    Thousalight
    代表 西上光弥


    Amazon Kindle電子書籍 新刊『お金が貯まらない人が貯まる人になる!クレジットカードを活用した正しいお金の使い方・貯め方・増やし方』出版のお知らせと無料ダウンロード期間のご案内

    (本ニュースリリースの要約)
    鳥取県米子市にあるプランナー事務所「Thousalight(サウザライト)」の代表、西上光弥が、新刊電子書籍『お金が貯まらない人が貯まる人になる!クレジットカードを活用した正しいお金の使い方・貯め方・増やし方』を出版し、無料ダウンロード期間を設定することを発表しました。無料ダウンロード期間は、本日から2023年3月29日(水)午後3時までで、Amazon Kindleから手続きが可能です。本書は、独立系ファイナンシャルプランナーが、クレジットカードを使った正しいお金の使い方・貯め方・増やし方を解説し、豊かで幸せな人生を送るための一助となることを目指しています。また、AI(ChatGPT)を活用してデザインや校正・コンプライアンスチェックを行い、執筆時間は同等であったものの、内容の充実につながったことも紹介されています。(要約終わり、以下より本文)

    (さらに…)